『ジャッキー・ブラウン』

| コメント(0) | トラックバック(1)

■燻し銀

クインティン・タランティーノの
「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」
に続く第3作目のこの映画は、タランティーノ映画の
中ではもっとも地味な映画だ。

だが、前2作でタップリお金をもうけたタランティーノは、
最高のスタッフを揃えたようだ。

撮影がすごくいい。

冒頭、パム・グリアーが空港で移動する横からのショットは
「掴みはオッケー」的に素晴らしいオープニングだ。

副主人公のロバート・フォスターはアメリカのTVの俳優
らしいが(日本だと古谷一行?違う?)
とにかく渋い。

ロバート・デ・ニーロのダメ人間的使いかたも
すごく贅沢なキャスティングだと思う。

終盤近くで、画面を真ん中で半分に分けて、パム・グリアーと
ロバート・フォスターを映すシーン
「今、同時にこんなことが起こってます」みたいな
ものすごく、クドクて臭いチープなテレビドラマみたいな
演出がしてある。
タランティーはかならず1回は臭い演出をしてくれるので
笑える。
(その意味でキル・ビル1は笑えなかったな)

主人公、パム・グリアーがかっこいいのはいうまでもない。

・・・・・
故淀川長治にいわせれば、こうなる。
「ハリウッド映画をタランティーノはダイヤモンドにした。うれしいよ。」

Copyright (C) 2008 by maya blog:3D CG labo, All Rights Reserved.

トラックバック(1)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 『ジャッキー・ブラウン』

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://202.58.16.97/cgi/mt41/mt-tb.cgi/60

コメントする

サイト内検索
カスタム検索
bookmarks and RSS

Yahoo! JAPAN